煽りVとオープニングの話
タイトルマッチやビッグマッチの試合開始前に会場で流れたり、YouTubeで公開される煽りVやオープニングV。
好きである。
アレを見ると「いよいよか!」と気持ちも昂るし、それまでのストーリーや因縁もおさらいできる。
新日本プロレスの映像作成スタッフの方は素晴らしい技術を持っていると常々感じる。
今回は、私の好きな煽りVとオープニングを眠気が限界になるまで(記事作成時刻AM2:30)書き連ねていこうと思う。
1.IWGPインターコンチネンタル選手権試合
飯伏幸太 vs ザックセイバーjr(2019/4/20 愛知大会)
・全体的にBGMが神々しい。雰囲気がある。
・「神を倒した(ノイズ音)ザックセイバーjr、挑戦して下さい」のところ、最高にエモい。
・「神を下し、神を名乗るこの男だけには、飯伏はこれ以上、負けるわけにはいかない。なぜなら!」→新日本残留宣言。かっこよすぎ。
・「神に近づかんとする王者と神と名乗る挑戦者」なにこのフレーズ。大袈裟すぎん。最高やん。
2.IWGPジュニアタッグ選手権試合
SHO&YOH vs BUSHI&鷹木信吾(2019/3/6 大田区大会)
・実際に現地で見た試合とV。
・結果の出ない3kと王者ロスインゴの対象的な立場をよく表現できている。
・最後のワンフレーズ「春の嵐を、巻き起こせるか」のところに3kに対する期待感と少し儚い、淡い期待で終わってしまうのではないかという不安感を煽る表現。これまたいい。
ウィル・オスプレイ vs ジェイ・ホワイト(2019/3/6 大田区大会)
・冒頭の棚橋を破って新王者になったジェイが放つ絶望感、新たな時代の始まりを表す不穏なBGM
・それを掻き消すように始まるオスプレイのターン。「真実に、立ち向かう」のBGM転換は鳥肌モノ。
・何気に2年連続旗揚げ記念のメインのオスプレイ。凄い。
KUSHIDA vs BUSHI(2017/6/27 後楽園大会)
・とにかく最初から最後までBGMが至高。
・大阪大会での乱入劇、その後のマイクもインタビューも含めてBUSHIくんかっこよすぎ。
・ヒロムが負けた後に出てきたBUSHI、動画内では特に触れていないがエモい。
・王者KUSHIDAのプライドと、BUSHIのジェラシーが見え隠れするライバル対決。
5.東京ドームIWGPヘビー級王座挑戦権利書争奪戦
オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至(2018/9/23 神戸大会)
・最初からフルスロットルでかっこいいBGM
・公開されたパパわるのパロディも含めた「彼はG1チャンピオン」。
・G1で唯一引き分けたオカダを倒して目指すドーム、立ちはだかる最強の挑戦者。
・「もう一度、IWGP王者に」。変貌を遂げたレインメーカーだったが、コーナーポストに立つ姿は変わらず美しい…。
眠い。今日はここまで。
応援歌
プロ野球の開幕がとうとう発表されたが、しばらくは無観客での開催ということに。
となると当たり前だが声援や手拍子もない中で試合が行われるわけだが、まあ仕方のないことではある。
そこで今回は「私的」各球団応援歌の特徴、お気に入りの応援歌など紹介していきたいと思う。
セリーグ編
1.巨人
ネットでは「ダサい」「かっこ悪い」などあまり良い評価はされていない傾向だが、私はそこまで嫌いではない。時々光るものを感じる。
お気に入り:石川慎吾
2.DeNA
客観的に評価すると、キャッチーで今風の歌詞やメロディの応援歌が多い印象。安定していい感じの曲が多いが、時々迷作が生み出されるということも否めない。
お気に入り:宮崎敏郎・バルディリス
3.阪神
全体的にシンプルかつ歌いやすいものが多い。特に汎用テーマなどはひたすら単調で、その点はやや低評価かも?個人的にはお気に入りは以下3強。
お気に入り:江越大賀・大山悠輔・原口文仁
4.広島
名物応援はスクワット。応援歌自体は横浜と似たような感じで、明るめのメロディーとキャッチーな歌詞という印象。
お気に入り:鈴木誠也・若手野手汎用テーマ
5.中日
実は名曲揃い。2014年に応援団が新設され、それに伴い応援歌も総入れ替えとなったが新旧合わせて名曲揃い。
お気に入り:平田良介・遠藤一星・野本圭(旧)・ビシエド(チャンスver.)・大野将大
6.ヤクルト
個人的にセリーグでは一番好き。好みの話になるが歌詞を詰め込み気味の方がかっこよく感じるので、そんな人にはヤクルトはオススメ。
お気に入り:太田健吾・荒木貴裕・西浦直亨・村上宗隆・中山翔太・山崎晃太郎・坂口智隆・中村悠平
パリーグ編
1.西武
近年癖のある名曲を生み出しがちな印象。スタメン野手がいい曲を与えられ(?)がちな気はするが、実は控え選手も隠れた名曲があったりする。
お気に入り:岡田雅利・永江恭平・金子侑司
2.ソフトバンク
ださい。あと謎に声が出ていない。選手応援歌を収録したCDを毎年発売しているからほぼ全選手個別応援歌が与えられるからかもしれんが、それにしても擁護ができないレベル。
お気に入り:上林誠知
3.楽天
震災以降ホームでのトランペット使用を制限し、ビジターでしか使用しない応援が特徴。近年ジントシオを招いて作曲しているらしいが、それより前は名曲揃いという印象。
お気に入り:松井稼頭央・桝田慎太郎・嶋基宏・岡島豪郎・浅村栄斗
4.ロッテ
言わずと知れた大人気応援歌球団。とにかく大音量の声援とリズミカルな曲調が特徴。
5.日本ハム
アカペラ→トランペットの流れが特徴的。他球団と比較するとゆったりした曲調でトランペットを多用する曲が多い印象。
6.オリックス
12球団1カッコいい。最高。というだけでは伝わらないので解説すると、とにかく漢字を詰め込んだ和を連想させる歌詞とアップテンポな曲調の組み合わせが最高。
お気に入り:白崎浩之・安達了一・小島脩平・宗佑磨・後藤駿太・吉田正尚・吉田正尚(境地)・T-岡田・T-岡田(チャンスver.)・杉本裕太郎
と偏見にまみれた応援歌紹介だったが、しばらくはこの応援歌を聞くこともできない現状である。
いつかまた大歓声の鳴り響くスタジアムで野球が見れる日が来ますように。
次回、チャンステーマ編?
2014/4/2②
当日の座席からの景色。
確か内野指定B席で、値段が3600円くらいだったと思う。割と良席かも。
まだビジターチームの巨人の選手の打撃練習が行われている中、ベイスターズの選手が一塁ベンチ前でアップ、キャッチボールを始めているところである。
ビジターチームの打撃練習終了まではネット際での見学が許されているが、終了と同時に自分の座席に戻らなくてはならないというルールもある。なかなか戻らない客を係員がネット際から離れさせる、所謂「剥がし」が見られるのも現地ならでは。
プロのコーチのノックは芸術である。とにかく美しい。個人的な疑問だが、現役を退いてすぐコーチに就任した方で素晴らしいノックを披露しているのはなぜなのか?密かに練習など行っているのか、はたまたプロ野球選手にとっては造作もない事なのか。そんなことを最近福岡ソフトバンクホークスの本田雄一コーチのノックの映像を見て感じた。
プリングルスのサワークリームオニオン味(小)が空になった頃、時刻は17:30。
お待ちかねのスタメン発表である。
2014年4月2日の横浜DeNAベイスターズのスタメンはこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=Pv8bBwhsUFY
個人的に2014年のスタメン発表のムービーとBGMはかなり好みであるが、この話は詳しくしたいのでまた別のブログで。
この試合、センターのスタメンは多村。ファンとしてはセンター多村を生で見れる日が再びやってくるとは思っていなかったし、37歳にして外野守備の要を任される多村仁志というプレイヤーの凄さを今一度知った。
試合開始15分前。当時スタジアムDJに就任していた南隼人さんがスタンドに挨拶。この時ビジター側の巨人ファンにもしっかり挨拶。この人が多くのファンに支持される所以が感じられる。イニング間のイベント紹介や先日の試合の振り返りなどが行われた後、スピードガンコンテスト。いつか俺も投げてみたい...。
試合開始5分前、両チーム監督によるメンバー表の交換。
そして間もなくベイスターズの選手が
LMFAO - Party Rock Anthem
のテーマに合わせて各ポジションに散っていく。カッコイイ。
いつから横浜スタジアムはこんなに洒落た場所になったんだ...と感じつつも、試合開始の瞬間に向けて球場全体が緊張感に包まれていくのがひしひしと伝わってきた。
試合の流れや得点シーンは↓のリンクから動画を見て頂ければわかるので割愛するが、
https://www.nicovideo.jp/watch/sm23245196
この試合は7回終了までは圧倒的にベイスターズのペースだった。
私の周りのベイスターズファンが集う一塁側は皆ご機嫌でこの試合の勝利をほぼ確実なものとして見ていただろう。私自身もそうだった。
8回表、ベイスターズはあれよあれよの間に得点を奪われ、5点リードを5点ビハインドとされてしまう。
するとどうだろう、先ほどまで上機嫌で野球談議をしていた陽気な集団は選手やチームに罵詈雑言を浴びせるチンピラに豹変してしまい、恐らく遠方からやってきたであろう家族連れはそそくさと帰り支度をはじめ、私のすぐ横でピンチの時も健気に応援していた幼い少年とその母親はスコアボードに重く鎮座する「10」の2文字を眺めるしかなかった。
私自身は相手の攻撃中は「はやく次の攻撃が見たいな」としか考えておらず、長い長い巨人の攻撃が終わり、ふとスコアボードを見たときに初めて事の重大さに気づいたのであった。
その裏、ベイスターズは井手正太郎のライトスタンドへの一発で1点を返すも、空砲に終わる。その裏の攻撃が終了するとかなりの数の一塁側のファンは席を立ち、帰路についた。早めに出ないと関内駅にたどり着くのも困難なほど混雑するからだ。その中の一人に私もいた。何を思って試合終了まで席にいなかったのか、応援することをやめて逃げ帰ったのかははっきりとは覚えていない。一つ覚えている理由はただ単にあまり遅くなりすぎると親に叱られる、と思ったから帰った。ただそれだけだ。
人生初の一人横浜スタジアムでの野球観戦は、帰り道の記憶は一切ない。
家についてから観戦中に興奮したこと、選手の細かい所作やスタジアムの雰囲気などを私の帰りを待っていた眠そうな母に話した記憶はあるが、最終的には惨敗したという事実を突きつけられ、その日は眠りについた。
「次は勝ち試合を見るんだ」となにか復讐にすら近いような感情に駆られ、ここから私は勝ち試合に巡り合うため、往復1100円をかけて横浜スタジアムに足を運ぶ日々を送ることになる。
2014/4/2①
初めて手に入れた携帯は、iPhone5sだった。
中学卒業と高校合格のお祝いで買ってもらったものである。
これを手にした当時15歳の私は、一つ目標を立てる。
「一人で横浜スタジアムに行って野球を見よう」
今思うと目標にたてるような事ではなく、単なる日常の一ページになるわけだが当時の私からすると大冒険の始まりだった。
携帯さえあれば外でネットが使える、電車の乗り方も調べられる、迷子になっても地図が見れる、地図が読めず途方に暮れても電話で助けを呼べる。
無敵だ。
遠出をしよう。
単純な動機である。
そしてその足で大好きな横浜DeNAベイスターズの試合を見に行こう。
恥ずかしい話だが、当時私は電車に一人で乗った経験もほとんどなく、地元を離れて遠く離れた土地に一人で足を運ぶのははじめての経験だった。
横浜線の桜木町行きに乗り、終点の桜木町から京浜東北根岸線で一駅、関内駅に到着。なんと電車の到着メロディは「熱き星たちよ」。アガる。
当時の写真が残っていた。
およそ5年ぶり?くらいの関内駅。懐かしさと共に、駅周辺が改装されていた目新しさも印象深い。
南口を出て右を向くともうすぐそこに球場が建っているのだが、私はその反対側に少し歩き、ファミリーマートへ入店。食料を買い込む。なぜわざわざそこのファミマに行くのかと言われると、幼少期父に連れられてハマスタに訪れる際、決まってこのファミマに寄っていたから。その名残りである。
そして到着。中学生の時はテレビや新聞、ネットでしか情報を得られなかったが、自分の目で、自分の肌で感じるスタジアムの空気はまるで違う。
この日はハマスタ開幕カード2戦目。巨人相手に初戦を落とすも新加入の久保康友が好投を見せ、同じくこの年に加入した高橋尚成の初登板でもあり期待のかかる一戦だった。
個人的に野球を現地で観戦して2番目にテンションが上がる瞬間はスタメン発表の時間。では1位は?ゲートを通り、係員にチケットを見せ、目の前に広大な観客席とフィールドが広がる瞬間である。その時間はビジターチームの打撃練習が行われており、それを眺めながらコンビニで買った食べ物をつまみ、選手名鑑をめくる時間が何より至高。
そのまま3~40分ほど経つとホームチームの選手が現れアップを始める。打撃練習よりも守備練習の方が私は見ていて楽しい。プロの肩は本当に凄い。
そして試合開始30分前、スタメンが発表されるが、この記事があまりにも長くなる予感がしたのでタイトルに①を付けたところで今回はここまで。次回はスタメン発表~試合序盤くらいまでまとめられるといいな。
今後の方針
私自身、このブログを始めた理由やきっかけなどは覚えていない。若気の至り、というにも若すぎる年齢で開設したブログを今更どう使おうか?
生憎昨今の情勢から、外出することがほぼ無いので書くこともない。いわゆるネタがない、という状況と言える。
だがせっかくなのでブログは書きたい。
今書くネタがないのなら、過去に頼ろう。
野球観戦が私の趣味である。
先日部屋の掃除をしていたら、過去に私が購入し実際に観戦したプロ野球の試合のチケットを何枚か見つけることができた。
閃いた。
これらの試合を私なりに振り返ってみよう。
当時のチーム状況、その日の球場の空気や熱気を、覚えている限り書き出していきたい。
自己満足で突っ走ります。
7年は長い?
7年と言う月日を経て、このブログを更新するときがやってきました。
7年間というと、幼稚園・保育園の年長さんは中学生になり、中学3年生は就職活動に明け暮れたり、もしかするととっくに社会の一員として働いているかもしれない。それほどに長い時間である。
次回の更新はまた7年後なので、28歳の私がお送りしたいと思います。
ではまた次回の記事で。